バイクのハンドル交換の手順を解説!作業時のコツと車検に通すための注意点

バイクのハンドル交換の手順を解説!作業時のコツと車検に通すための注意点

バイクのハンドル交換は、比較的難易度の低いカスタムだと言えます。
とはいえ、ハンドリング操作に影響を及ぼす部分なので慎重に作業する必要がありますし、純正のハンドルから大きくスタイルが変わると車検に通らなくなる可能性もあります。
そこで本コラムでは、バイクのハンドル交換の手順や注意点、車検の保安基準などについて解説していきます。

【目次】

バイクのハンドルのタイプ

バイクのハンドルは、大きく「セパレートハンドル」と「バーハンドル」に分けることができます。

セパレートハンドル

セパレートハンドルは左右が別々になっているタイプのハンドルで、略して「セパハン」と呼ばれます。
セパレートハンドルにすることでライディングポジションが前傾になり、空気抵抗が減るため、よりスポーティーなライディングをしたい人に向いています。
逆に、長時間の走行にはあまり向きません。

バーハンドル

バーハンドルは1本のパイプを曲げて成形したハンドルのことです。
セパレートハンドルに比べるとハンドルの位置が高く、ライディングポジションが立ち気味になります。
バーハンドルは様々なサイズ・形状があるので、バイクの特性や好みに合わせて選べます。

バイクのハンドル交換に必要なもの

バイクのハンドル交換をする際は、一般的に以下のようなパーツ・工具類が必要になります。

バイクのブレーキフルード交換に必要なもの

バイクのブレーキフルードの交換に必要なものは以下のとおりです。

  • 新しいハンドル
  • レンチ、トルクレンチ
  • プラスドライバー、マイナスドライバー
  • パーツクリーナー
  • グリップボンド
  • 電動ドリル
    ※新しいハンドルにスイッチボックスを取り付けるための穴空けが必要な場合は、電動ドリルを使います。
    電動ドリルは、ホームセンターなどでレンタルすることもできます。
  • ワイヤー類
    ※純正のワイヤー類の長さが不足する場合などは、新しいワイヤー類が必要です。
    その場合は、ニッパーや結束バンド、電工ペンチなども必要になります。
  • 新しいグリップ
    ※グリップを再利用しない場合は、新しいグリップが必要です。

バイクのハンドル交換に必要なもの

バイクのハンドル交換の手順&注意点

バイクのバーハンドルを交換する際の手順や注意点についてご説明します。

STEP ハンドルの周辺パーツを外す

バーハンドルには通常、スイッチボックスやホルダー、ミラーなどが装着されています。
ハンドル交換の際は、まずそれらの周辺パーツを取り外す必要があります。
スイッチボックスのほか、アクセル側であればブレーキホルダー、クラッチ側であればクラッチホルダーやチョークなど、基本的に付いているものはすべて外します。

これらの周辺パーツは後で元に戻すため、再現しやすいように写真を撮っておくのが良いでしょう。
また、周辺パーツを外すときはタンクが傷付いてしまうおそれがあるので、養生を忘れないようにしましょう。

STEP ハンドルからグリップを外す

グリップを再利用しない場合はカッターで切って外して構いませんが、再利用する場合はそういうわけにはいきません。
おすすめの方法は、ハンドルとグリップの隙間にマイナスドライバーを差し込み、そこにパーツクリーナーを吹き付ける方法です。
こうすることでグリップがスポッと抜けます。

STEP ハンドルを外す

ハンドルの中央にあるハンドルホルダーのネジを緩め、ハンドルを外します。

STEP 新しいハンドルに穴を空ける

バイクのスイッチボックスには突起があり、この突起をハンドルの穴に合わせることでスイッチボックスの位置を固定しています。
しかし、純正でないハンドルには穴が空いていないため、電動ドリルで穴を空ける必要があります。

純正のハンドルのどこに穴が空いているかを確認するため、バーエンドからの距離を測ります。
距離が分かったら、新しいハンドルの同じ位置にマスキングテープを巻いて印をつけます。
最後に、印を付けた箇所に電動ドリルで穴を空ければOKです。

なお、ハンドルに穴を空けるのが面倒な場合は、スイッチボックスの突起を削り取ってしまうという手もあります。
ただし、ネジ圧だけで固定することになるため、スイッチボックスが回転するなどの不具合が起きる可能性があります。

STEP 新しいハンドルを仮締めする

ハンドルホルダーに新しいハンドルを取り付けます。
このときは完全に固定するのではなく、最後に調整できるよう仮締めにしておきます。

STEP 周辺パーツを元に戻す

新しいハンドルを取り付けたら、周辺パーツを元の場所に戻します。
スイッチボックスは、突起をハンドルに空けた穴に合わせて取り付けます。

STEP グリップを取り付ける

新しいハンドルにグリップを取り付けます。
このとき、ハンドルにグリップボンドを塗って固定しても構いませんが、グリップの内側にパーツクリーナーを吹き付けて装着すると、乾燥後にグリップが固定されます。
グリップボンドがない場合は、この方法でも十分にグリップを保持できます。

STEP 新しいハンドルを本締めする

バイクに跨ってハンドルを握ってみて、最適な角度・位置に調整したらハンドルを本締めします。
自然に腕を伸ばしてハンドルを握ったときに、人指し指と中指の第一関節がレバーにかかる位置が理想だとされています。

バイクのハンドル交換の手順&注意点

バイクのハンドル交換時の注意点

バイクのハンドルを交換する際は以下の点に注意しましょう。

ワイヤー類の長さに注意

バイクのハンドルを交換することによって、ワイヤー類の長さが合わなくなる場合があります。
具体的には、アクセルワイヤー、クラッチワイヤー、チョークワイヤー、スイッチハーネス、ブレーキホースなどが挙げられます。

これらのワイヤー類は、長すぎても短すぎてもいけません。
特に、ハンドル交換によって長さが不足する場合は、新しいワイヤー類を用意する必要があります。

ハンドル交換後の全幅や全高に注意

バイクのハンドルはどんなものに交換しても良いわけではなく、保安基準の範囲内でなければいけません。
ハンドルを交換した結果、車検登録時の寸法(全長・全幅・全高)を大きく外れる場合は、保安基準不適合で車検に通らなくなります。
ハンドル交換に関わってくるのは全幅と全高であり、それぞれ以下の範囲内に収まっている必要があります。

  • 全幅:プラスマイナス2cm以内
  • 全高:プラスマイナス4cm以内

車検証を見れば全幅・全高は記載されているので、ハンドル交換をする際は確認してみましょう。
なお、バイクの全幅や全高は、前後・左右・上下でもっとも外に出ている箇所で測るのが原則です。
全幅であれば通常はハンドルの両端の幅であり、全高であれば地面からマスターシリンダーやメーターの上部までの高さになります。
ちなみに、ミラーやシールドなどは「指定部品」と呼ばれるパーツであり、測定時の対象には含まれません。

どうしても保安基準に適合しないハンドルに交換したい場合は、構造変更の手続きをするという手段があります。
構造変更とは、車検登録時の内容に変更があった場合に、陸運局に変更内容を申請して承認を受ける手続きです。
承認を受けることで車検証の記載寸法が変わります。

まとめ:ハンドル交換をマスターして快適・安全なバイクライフを!

バイクはハンドルを変えるだけで印象がガラリと変わりますし、ライディングポジションが変わることで乗り心地や安全性の向上にもつながります。
ぜひ、自分の体型やバイクに合ったハンドルに交換して、バイクライフを充実させてください。

バイクのカスタムをするには場所が必要ですが、「落ち着いて作業できる場所がない」というライダーの方は少なくありません。そのような方は、ぜひアイドゥのバイクパーキングをご利用ください。アイドゥのバイクパーキングはすべて屋内型で、一つひとつの区画にゆったりとしたスペースがあります。共用の工具類があるうえ電気・水道も使えるので、いつでも「マイガレージ」のような感覚でカスタムを楽しんでいただけます。

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